勝ったものが強いのだ

強いものが勝つのではなく勝ったものが強いのだ。
先日開催されたF1世界選手権最終戦。
ウェット→ドライ→雨とめまぐるしく変わる路面コンディションの中、
まず マッサがトップチェッカー。

しかしハミルトンは残り２周でベッテルに交わされ、ワールドチャンピオンを獲得出来る5位以内から弾き出された！！
これではマッサがワールドチャンピオンに！！
僕はハミルトンのような才能あるドライバーにバトンの二の舞いになって欲しくなかった。
今年こそチャンピオンを取るんだ！！
ジンクスにしてはならない！！
残り2周でベッテルに抜かれた瞬間、
抜きかえせやこらぁ！！！って叫んでもうた。
それからは
冷静に冷静に絶対チャンスあるから諦めるな。
お前はこんなとこで終わるドライバーちゃうやろ。
何が何でも、5位でチャンピオンになれるんやったら周りから批判されてもええからチャンピオンになるんや！！
―ファイナルラップ―
西岡アナ：ハミルトンの手からワールドチャンピオンがこぼれ落ちて行きます！！
右京さん：彼がワールドチャンピオンに選ばれる男になれるかどうかだ。
この言葉達にはシビレまくりました(゜ロ゜)
ベッテルを抜くには1コーナー無理ならS字でスリップ入って4コーナーで抜きかえせばいい。
しかし、ハミルトンS字でミスりおってスリップに入れんかった！！
この瞬間、正直もう無理なんじゃないか、って思った。
抜くなんてどこで抜けばいいんだ。
5位のベッテルは安定してるし4位のグロックは15秒先だし…
いや絶対チャンスはある。
一瞬を狙え。
頼むから負けるな。
プレッシャーに負けるな。
さぁ最終コーナー…
西岡アナ：何とベッテルとハミルトンは4位グロックを抜いた！！
よっしゃぁぁぁぁぁぁ！！！！
ハミルトンが年間王者だ！！！
雨が強くなってドライのグロックはコースにマシンをとどめて置くので精一杯。
そこをハミルトンが抜いた！！
何っていうかもう言葉にならなかったね。
ハミルトンはF1に必要な存在だったし、潰してはいけないとシミジミ感じてた。
昨年は悔しい悔しい思いをしたけど、これでやっと報われたよ！☆

クルサード先生。
1コーナーでリタイヤして本当に残念でした…
完走したら禁止されているドーナツターンをやるつもりだったんでしょ(゜ロ゜;
「罰金になるけどドーナツターンをやるつもりだったんだ。」
先生の有終の美を見たかったよ…

マッサが泣いてた。
優勝したのに。
優勝して悔し涙を流すドライバーは初めて見た。
マッサは今シーズンとても成長したよな。
尻上がりやったわ☆
この悔しさを忘れんと来年はライコネン、アロンソ、ハミルトンの3チャンピオンに果敢に挑んでもらいたい！！

メイクレジェンドなんて簡単に使うもんちゃう。
ナダルのウィンブルドン。
F1のブラジルGP。
よっぽどこっちの方がドラマだろ！
しかもどっちも伝説なんて言おうともしない。
F1は何て素敵なスポーツなんだ(*^▽^)/★*☆♪
ますます惚れたよ。
オフはしっかりF1を研究したいと思います！！

ARIGATO☆2008 11/4 Sharlock ADLER